テレアポの効率を上げるには
新規の顧客開拓で、いまだ根強いテレアポ営業。
この記事を読んでいただいているあなたもおそらくテレアポを行っている、もしくはこれから導入を考えていらっしゃるのだろうと思います。
テレアポをはじめ、訪問営業、広告営業等さまざまな方法がありますが、こういった新規顧客獲得営業には「千三つ(せんみつ)」という言葉があります。
営業活動をされている方には聞き覚えがあるとは思いますが、
これは顧客獲得の確立の低さを表した言葉で、意味としては、「千件に営業をかけてやっと3件の成約が取れるかどうか」という意味で、新規営業の難しさが分かります。
その為、テレアポ業界では母数を増やして成約数を増やすため、荷電数を上げることを目標としている会社が多いです。
そこで、荷電の効率を上げる為にCTIシステムなどの導入をしている会社も少なくありません。
むしろ、荷電効率を上げたい会社がCTIシステムを導入していない方が珍しいですね。
一般的に、自動発信のCTIシステムを導入すれば、手掛けと比べ、2倍は荷電数がアップします。
荷電数を上げることができるということは、成約の可能性も比例して上がるというわけです。
シンプルなテレアポの方程式ですね。
テレアポに効率を上げるためには「千三つ」という言葉を考えれば、
CTIシステムを導入し、荷電数を効率的に増やすということは理にかなっていると思います。
ただ、今回お伝えしたいのは、効率を上げて成約数を増やすための方法はこのCTIシステムだけではないということです。
効率化=無駄を省くということ
効率化するということは無駄を省くということです。
先ほどのCTIシステムの導入は、一軒一軒番号を入力し発信する手掛け作業を省き、
発信開始までの無駄な時間を機械的に省くということで効率化を図るものでした。
しかし、まだテレアポで最大の無駄を省けていないですよね。
テレアポの最大の無駄とは何か、
普段からご相談を受けているお客様で一番多いご相談は
留守宅、未使用番号が多いということです。
聞いていると大体、良くても3割程度しか電話がつながらないというのです。
1日に100件電話をかけても、30件しかつながらず、荷電してもつながらない荷電ロスが70件もあるということですね。
この無駄はかなり大きいと思いませんか?
テレアポの効率化を図るにはこの無駄を省かなくてはいけません。
この荷電ロスが発生してしまうリストの無駄を省くことが出来れば、テレアポの効率はグンと上がります。
テレアポの効率化のカギはアプローチリストが7割を占めるといっても過言ではありません。
リストの無駄をなくすには
では、リストの無駄をなくし効率化するにはどうすれば良いのか、、
機械的に自動で、留守宅、未使用番号を省けば良いのです。
それが出来るのが、オートコールシステムというツールです。
オートコールシステムとは、自動で音声アンケートを一斉発信し、電話口の方から、
電話機のプッシュボタンでアンケートに回答してもらうことができる自動電話アンケートです。
そして回答していただいた方のリストは自動的にリスト化され、自社のアプローチリストになります。
そうしてできたアプローチリストには、
もちろん、留守宅や未使用番号のリストは含まれていません。
なおかつ、音声アンケートを自社の商材に絡めたアンケートにすることで、
自社商材に興味があるのか、ないのか、ということまでわかります。
さらにオートコールシステムは自動で一斉に電話をかけるので、
一日に最大50,000件も発信が可能です。
オートコールシステムについての詳しい記事はこちら
オートコールシステムとは?言葉の意味や活用例を徹底解説
このようにオートコールシステムを活用すれば、
短時間で大量に無駄なリストを省き、
自社商材に興味の有り無しまでわかるリストを作成することができるのです。
そのようなリストが出来ればその後のテレアポの効率はグンと上がります。
まとめ
テレアポの効率を上げるには、リストの無駄を省き、質の良いリストにテレアポを行うことが大切。
まずはファーストコールはシステムに任せて、リストをふるいにかけてから、
人の手で荷電する価値のあるリストにだけテレアポを行うことで、テレアポの効率はグンと上がります。
オートコールでリストの無駄をなくし、CTIシステムで荷電の無駄をなくすことが出来れば、
テレアポの効率化は必至でしょう。
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