営業は辛いですか？

営業をされている方々、営業は辛いですか？
毎日楽しく営業をして　着実に結果を出している方も大勢いらっしゃるでしょうね。
ただ　営業は辛い、自分は営業に向いてないんじゃないか？と悩んでいる方も多くいらっしゃるようです。

営業が辛い原因はノルマがきついと言うのもありますが、基本的に新規営業が辛いと感じてられる方が多いようです。

新規営業の基本はアポどりです。その為テレアポをしたり飛び込み営業をしたりするのが常道です。
テレアポで応えてくれる人は非常に少なく殆どの電話はガチャ切りされたりします。
それが続くと自分の存在価値まで否定されたような気がして心が折れそうになります。

でも今　AIの進歩は目覚ましく、人間の不得意な分野はどんどんAIが代わりにやってくれるようになりつつあります。

営業はどうでしょうか？

AIの飛躍的な進歩

AIの最近の進歩には目を見張るものがあります。

シンギュラリティ（AIが人間の知能を超える日）も近いのではないかと言う見通しもあります。
シンギュラリティが１以下の場合は幾ら掛け算をしても１以上にはなりません。
ただ一旦　シンギュラリティが１を超えると掛け算により無限に数は大きくなります。

我々はダーウィンの進化論に示されるように世代交代の時にしか進歩のチャンスはありません。
但しAIの進歩は世代交代とかに捕らわれることなく異次元のスピードで進歩します。

又ディープラーニングと言う言葉も最近よく聞きます。
これはAIが情報をベースに人間の手を借りないで学習していくのです。
例えばアルファ碁（AI碁）は自分で学習しながら今も日々強くなっています。

AIに取って代わられない職業は？

イスラエルの歴史学者が書いたホモデウスと言う本にAIに取って代わられない職業は何かあるか？
と言う話がありました。

その一方で将来AIに取って代わられない仕事と言うのをGoogleで検索してみました。

いわゆる知的職業と言われる弁護士や医者が上位にありました。
その他教師、カウンセラー、コピーライター等があります。

特徴は
創造性や独創性が問われる仕事
他者への人間的な理解が問われること、あるいは前提となる仕事

との事ですが本当にそうでしょうか？
まだまだGoogleもAIの進歩を甘く見ているように思います。

例えば弁護士についてはどうでしょうか？

実際の弁護士の仕事の大半は数えきれないほどのファイルに目を通して判例や証拠を探すために時間を費やしています。これらはAIの得意分野です。

 

医者はどうでしょうか？

今でも医者は色々な検査結果をベースに病名を診断し膨大な薬の中から最適なものを選ぶことが主要業務です。
これらもAIの方が上手くやるでしょう。

その上　AIは患者のかかった病気や受けた健康診断の結果を全てデーターとして持つことになります。
ありとあらゆる医学専門誌に発表されたすべての論文を読んでいます。

それも一人の人間の医者を育てる為に長い期間をかけて医学の勉強をする必要がありますが　AIの場合はネットワークさえあれば何かの問題を解決できれば一瞬で世界中のAIの医者がレベルアップされるのでとても競争は出来ません。

 

コピーライターは独創性が求められるのでAIには不向きとの事ですがディープラーニングによってAIの独創性は益々高まります。

電通でAIコピーライターのAICOを開発したというニュースがありました。
独創性や創造性が重要なコピーライターの分野にもAIは進出しています。

又AIは責任をとれないので責任を持つ仕事はAIには出来ないと言っていますが
香港のベンチャーキャピタルはAIを取締役会のメンバーに選任し投票権も持たせています。

AIに置き換えが難しいと言われてきたタクシー運転手等も既に自動運転がテスラやGoogleにより実現されようとしている。

芸術分野では？

そうなると人間にしか出来ない職業は音楽とか絵画とか人間の情動（心）に訴える職業しか残っていないのでしょうか？

所が芸術の分野でもAIの進歩は目覚ましいのです。

音楽の分野では有名作曲家の演奏会にAIの作曲を混ぜておいて後で聴衆にどの音楽に一番心を打たれたかを質問した所AIの曲が一番だと言う回答が一番多かったそうです。
理由は心がこもっているからだったそうです。今ではベートーベン、モーツアルト、バッハ等有名作曲家と同じ作風の作品が続々と出てきています。

「コンピューターが作曲したクラシックミュージック」と言うアルバムはアメリカでベストセラーになっています。

最近ではAIは日本の俳句もよむようです。　北海道大学のAI(一茶くん）と人間が夫々5句づつ計10句を読んで審判員が評価しましたが　最高点はAI(一茶くん）が読んだ句が獲得しました。
夏井先生は一茶くんがよんだ句を上手く添削できるでしょうか？

文学の面ではAIはまだまだこれからのようです。
ただ最近　AIの書いた小説が有名な文学賞の一次審査を通過した事があるのでこの方面でも今後AIは益々進歩するでしょう。

絵画はどうでしょうか？

GoogleでAIの描いた絵を検索すると非常に多くの独走的な絵を見る事が出来ます。
写実的な絵、抽象画何でもあります。是非検索してみてください。

その内の一枚がオークションで５０００万円で落札されたそうです。
こうなるとAIに取って代わられない仕事と言うのは　なかなか見つけるのが難しい感じがします。

殆どの仕事はAIに置き換わる？その時我々はどうなる？

そうなると人々は失業するのではなく無用になるのです。
必要な仕事は全てAIがやってくれるので人間は働く必要が無くなるのです。

その時我々はどうなるのでしょうか？
僕の友達で金を貯めて早く引退してのんびりしたいと言っていた人が居ました。
実際彼は金を貯めて早期に引退生活に入りシンガポールの超豪華マンションのプール付きペントハウスに移り住みました。

その友達はそこで永住する予定だったのですが直ぐに日本に帰って来てしまったのです。

彼によると　何もやる必要が無くて何の刺激も無い生活に３か月で耐えられなくなったと言うのです。

これは特に日本人に特有のようで　僕もセブ島で1か月暮らす計画を立てて実行したことがあります。
僕の行ったのは欧米人向けのリゾートでリゾートの中の生活は全く欧米と同じです。

そこで欧米人のゲストは砂浜にパラソルを立てて寝転がり時々本を読んだりビールを飲んだりして一日中そうしています。
僕も真似をしましたが　３時間で飽きてしまい現地の3輪車タクシーに乗って近くの町まで遊びに行ってしまいました。
我々日本人は基本的に貧乏性なので何かしていないと落ち着かないのかも知れません。

昔読んだ星新一のショートショーにこんな話がありました。

N氏は毎日会社に行って結構きつい仕事をしている。楽しみは週末の休みだけという生活を送っている。
金曜日の夜N氏は眠りにつく。明日の楽しい休日を思いながら。

土曜日の朝　N氏は目覚める。そして十分に週末を楽しんだ後月曜日から又きつい会社に行く。
所がその時代はAIが全てやるので実際は仕事をする必要は全く無い。

月曜日から金曜日まではVRの世界でN氏はその間ベッドに寝たまま毎日働くと言う仮想現実を見ていたのだ。

題名は「人生には休日が必要だ」だったと思う。

営業はAIに取って代わられるのか？

では営業はどうでしょうか？　今多くの人がアマゾンやYahoo！や楽天で買い物をするようになってきています。
それらのサイトには我々の購入履歴や好みが全てデータとして保存されています。
その内我々の個人情報　性別、年齢、収入、職業、趣味等のデータも取り入れられていくかも知れない。

そうなるととても人間は太刀打ち出来ない。
そうなると営業も早晩AIに取って代わられるでしょう。

人間の営業がAIに勝つ分野

営業を仕事としている人は人と話すのはそんなに苦痛ではないようです。
人と話すのが嫌な人はそもそも営業はしないでしょうから。

お客様の心を掴み、動かし、その結果として、以下のように言われると営業の辛さも吹っ飛ぶでしょう。

「もっと話を聞きたい」「あなたから購入したい」

このお客様と対面でお客様からこのように言われるのはAIは苦手かも知れません。
少なくとも今日時点では人間はAIに勝っています。

一番辛い仕事は自動化しよう。集客王

ただ今日時点でも営業の一番つらい新規営業即ちテレアポや飛び込み営業による見込み客の発掘を
人間ではなく機械（AIではありませんが）に任せる方法があります。

集客王です。人間に代わってテレアポしてくれます。
普通テレアポに応えてくれる人は100人の内　２～３人だと言われています。
即ち１００通かけて９７～９８人には拒絶されるのです。

これでは普通　心が折れてしまいますよね。

その辛い部分を機械に任せる事が出来ます。
自動的に見込み客を発掘してくれます。

その結果　人間はもっと人間らしい　見込み客とのF2Fの対応に集中する事が出来ます。

なるべく人間は少なくとも今の時点で人間らしい仕事に集中したいですね。